読み聞かせお礼の会
今年度最後の読み聞かせの会と、一年間のお礼の会を行いました。全校で聞く音読は、「百羽の鶴」です。群れで移動している鶴の中で、一羽の子供の鶴が病気のため、落ちてしまいます。それを見た九十九羽の仲間たちが、「月の光を貫いて、銀色の矢のように」一糸乱れぬ連携で救いに行く話です。あかいっ子は物語を聞き入っていました。
お礼の会ではあかいっ子全員で作った手紙のプレゼントをしました。読書ボランティアの方々からは、「今でも子供の頃に読んだ物語を思い出し、吹き出したり、すがすがしい気持ちになったりする。今たくさんの本を読んでおくことは、大人になってもときめく瞬間につながる。これからもそのお手伝いをしたい。」「東松島では『でめこん』が推奨されてているが、デジタルメディアより読書。本を読むことでどんなに頭がよくなるんだろうと、孫たちを見ていて思う。家の人と話し合いながら、興味のある本をどんどん読んでほしい。」というメッセージをいただきました。
今年の赤井小の読書量は昨年度を大きく超えています。図書委員会の掲げる来年度の目標は一年間で「一人50冊」とのことです。たくさんのすばらしい本に出会い、情緒を育む豊かな時間を過ごしてほしいと思います。

読み聞かせは、子供の言語能力の育成や読解力の向上だけではなく、感情の理解や共感力の促進、親子のきずなの構築など、子供の発育に多くの好影響を与えるといわれています。ぜひご家庭でもお子さんと本に親しむ機会をもっていただければと思います。